
診療内容について
当院では産科を診療の中心に置いております。
ソフロロジー式分娩法を導入し、妊娠、分娩管理を行います。里帰り分娩も受け付けております。
高次医療機関(福岡大学病院、国立病院九州医療センター、済生会病院、九州大学医学部附属病院、福岡市立こども病院など)との連携は密に行なっております。
その他の当院の特徴として、母乳育児の応援、出産後の育児支援、助産師外来、アロマセラピーがあります。
平成23年度からは最新の超音波検査装置を導入し、リアルタイム3D(4D)の美しい胎児画像をお見せしております。
【リアルタイム4D 超音波画像】
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産科の診療内容
- ソフロロジー式妊娠・分娩管理
- 母乳外来(助産師外来)
- アロマセラピー
- 育児支援(産後ケア、タッチケア教室、離乳食教室など)
- 予防接種
婦人科の診療内容
企業の健康診断について
会社(職場)の健康診断を行っております。
子宮癌健診(細胞診) 卵巣癌健診(超音波検査)などを行います。
※事業所の担当の方は、まずはお電話でご相談ください。(092-864-8080)
- 不妊症の相談・治療
近年、結婚する年令が高くなり、結婚後も仕事を続ける女性が増えています。
この女性たちが妊娠を目指す時、「妊娠する前にどのような準備や、体づくりが必要か。職場は、妊娠を目指すこと、妊婦が働くことに理解を示してくれるだろうか。不妊症の兆候が自分にはないのか。もしあれば不妊症の治療は今すぐに開始すべきなのだろうか。不妊治療は実際にどのようなものか。仕事をしながら、不妊治療は受けることができるだろうか。出生前診断をどのように考えたらよいのか。」など、様々な疑問や不安をお持ちになるようです。一方、産婦人科医が減少し、不妊外来を行う診療所や病院は激減しています。当院では今までも、一般的な不妊外来を行ってまいりましたが、素朴な妊娠に向けての相談や,保険診療の範囲で受けることができる初期段階の不妊治療を気軽に受けることができる不妊外来を設けて、このような女性をより一層支援したいと考えました。そこで、2018年からは、九州大学産婦人で、不妊・内分泌グループに所属し、不妊専門外来診療のご経験がある、神保友香先生と友延尚子先生に不妊外来を担当して頂くことにいたしました。外来日は毎週火・金曜日の午前中です。妊娠をこれから目指したいが不安がある方、妊娠しなくて悩んでいる方は、ご遠慮なく、お気軽にお電話でご予約頂きたいと存じます。タイミング療法や排卵誘発治療など、継続的な不妊治療には院長も参加いたします。当院は、地域の女性が安心して、前向きに、楽しく妊娠、出産、育児ができる社会を創るため、努力していく所存です。 -
福岡市プレコンセプションケア推進事業について
1.事業の目的
30歳になった女性の中には、将来の人生設計の中に妊娠・出産を考えられている方も多いのではないでしょうか。コンセプション(Conception)とは受胎、つまりおなかの中に新しい命を授かることです。プレコンセプションケア(Preconception care)とは、将来の妊娠、出産、育児を考えることをきっかけとして、一人の女性が、自分の生活や健康に向き合うことです。このことにより若い世代の女性が、健康に大切な知識や生活習慣を身に付け、良好な妊娠、出産を成し遂げ、自分の子どもたちを健全に育成すること、そしてその女性自身が更年期、老年期を通して、健康的で充実した一生を送ることを目的とします。
2.実施内容
令和3年7月から30歳を迎える福岡市民の女性に対して、福岡市からクーポン券が郵送されます。そのクーポン券をお持ちになり、認定された登録医療機関を受診して頂きます。
そして採血させて頂き、妊娠する力(妊孕性)の目安になるAMH(抗ミュラー管ホルモン)を測定いたします。後日再受診して頂き、医師によるAMH値の検査結果の説明いたします。また妊娠、出産を想定し、食事や体重、睡眠、運動、服装、病気のチェック、心のコントロールといった、健康に大切な知識や生活習慣に関するアドバイスを行います。
この事業には、将来の妊娠を考えている女性はもちろん、妊娠を希望されていない女性にも意義があります。思春期から性成熟期(12歳から35歳程度)のからだの状態は、必ず更年期とそれに続く老年期の健康状態に影響を及ぼします。プレコンセプションケアをきっかけとして、若いうちに健康増進に必要な、知識や生活習慣を身に付け、実践していくことは、妊娠、出産に関係するだけではなく、自身の健康的な一生をおくるための大事な問題なのです。
プレコンセプションケアのための費用の助成は、政令市では初めての取り組みです。クーポン券をお持ちの方は、是非、これを機会に、この事業をご利用され、自分のからだと向き合うことをお勧めします。
*AMH(抗ミュラー管ホルモン)の測定意義について
AMH値は卵巣の予備能を表す指標の一つです。卵巣内に残存する卵子(卵細胞数)とほぼ相関すると考えられています。AMH値のみで、自然妊娠や不妊治療における妊娠率の予測は難しいとされていますが、妊娠する力(妊孕性)を予測する大事な目安の一つと考えられています。
- 婦人科癌検診(子宮癌、卵巣癌)
- 婦人疾患一般(子宮筋腫など)
- 更年期障害(ホルモン補充療法、漢方療法)
* 更年期外来を設けております。
ほてりや急な発汗、冷え、イライラ、うつ気分、易疲労感にお悩みの方はご相談下さい。 - 排尿の異常(尿もれ、残尿感、頻尿など)
- 月経の異常(月経痛、月経不順など)
- 避妊の相談(低容量ピルなど)
- 子宮頸癌ワクチン(公費接種)対象者:小学校6年生~高校1年生
外来診療担当医
月 |
火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
午前 9:30~13:00 |
竹内 肇 |
竹内 肇 |
竹内 肇 | 竹内 肇 | 竹内 肇 | 竹内 肇 |
※宮﨑 順秀 |
※九大医師 |
※大神 達寛 |
※清島 千尋 |
※大石 博子 |
(交代制) |
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予防接種 午前(10:00~12:00) 午後(15:00~17:00) |
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15:00~19:00 竹内 肇 |
15:00~19:00 竹内 肇 |
15:00~19:00 竹内 肇 |
15:00~18:00 竹内 肇 |
15:00~19:00 竹内 肇 |
※非常勤
※月・火・水・金曜日の9:30~13:00、土曜日の9:30~13:30は九州大学産婦人科の医師、
木曜日の9:30~13:00、月・金曜日の14:00~17:30は福岡大学産婦人科の医師(いずれも産婦人科専門医) の外来診療の応援があります。
予防接種 | 毎週月曜日~金曜日 |
午前(10:00~12:00) 午後(15:00~17:00) |
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更年期外来 | 月~金曜日 9:30~11:30 |
不妊外来 | 金曜日 9:30~11:30 |
面会制限の変更
①分娩時の立ち合いを、再び中止させていただきます。 ②お産終了直後の分娩室でのご面会を再び中止させていただきます。 ③お産の翌日からのご面会者も同様に、赤ちゃんのお父さん、ご兄弟、のみにさせて頂きます。 面会時刻は19時30分~20時30分とさせて頂きます。
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妊婦さんの外来スケジュール
妊婦さんには、定められた時期に、各種の検査やマザークラスを受けて頂きます。
また、定期的に、妊婦健診のため、通院が必要です。
母子手帳発行時の検査 | 妊娠8週から12週頃、妊婦さん全員が受ける血液検査です。血液型・血球算定・梅毒・B型肝炎・C型肝炎・風疹・間接クームス・エイズ・血糖・成人T細胞白血病ウイルス抗体の検査が含まれます。 |
妊婦健診 | 妊婦さんの血圧・体重測定・尿検査等を行います。 また、超音波検査を行い、胎児の発育や形態異常を調べていきます。 健診の際は、まず受付で母子手帳と助成券をご提出してください。 助成券(14回分)を順番に使用していきます。(検査により使用する順番が前後します) 超音波画像記録のSDカードご希望の方は当院でご購入頂きます。 |
NST (ノンストレステスト) | 妊娠37週以降は、毎週「お腹の赤ちゃんが元気かどうか」を確認するために胎児の心拍数をお母さんのお腹の上からモニターします。 (* 予定日を過ぎてからは1週間に2回行います。) |
マザークラス |
当院では、産院として、マザークラスに特に力を入れております。 【ソフロロジー講習】(20週頃) 【前期のマザークラス】(20週頃) 妊娠中の身体の変化と病気・妊娠中の食事や生活・妊娠中の心構えなどを、院長・助産師・栄養士がお話をします。またグループに分かれて、話題を選び、みんなで、楽しく妊娠中の悩みや不安について話し合う参加型のマザークラスを行っております。 【後期のマザークラス】 ※マザ-クラス(前期・後期)は、コロナウイルス感染予防のためお休みしておりましたが、R4年7月以降から再開致します。 |
助産師外来 |
(1)妊婦相談 (2)母乳外来 |